増野雄亮

距離をまたぐチームなもので

Swimmyでディレクターとプロデューサー、またWeでもモーションデザイナーをやっています。福岡在住で、福岡と東京を行ったり来たりの生活をする2児の父です。

学生の時はデザインの勉強をしていたのですが、友人に自主映画に誘われて、最初は演者をやっていました。ぴあフィルムフェスティバルに出品したりしてましたね。友達同士の対等な関係の中でものを作るというのが、それまでに体験したことがない遊びの延長という感じで楽しかった、というのが映像にハマったきっかけです。

いちどTVの世界に入ったもののこれが肌に合わず、音楽やカルチャーの世界に触れたくてフリーペーパーやイベント制作の手伝いをしたりしてました。そしてまた映像の世界に戻り、玩具メーカーでインハウスのディレクターとして広告映像を作るように。モーショングラフィックスの技術的なところはこの時に学んだもので、それがあってWeメンバーとしての今があります。

ディレクターでありプロデューサー、という風に兼業する人も多い会社なので、職務的な意味での互いの気持ちが分かるぶん、アイディアに煮詰まったときの相談もしやすいし、自主映画をやってた学生の時みたいなフラットな関係性で映像を作っていける良さがSwimmyにはあります。

妻の仕事の兼ね合いで2021年に東京から福岡に移住したんですが、遠隔で仕事を行うことはコロナ禍でだいぶ一般化してきましたし、東京絡みの仕事を地方で行う例が世の中的にもっともっと増えていくといいなと思います。今後はCGやモーショングラフィックスができる拠点を福岡に作ったりとか、できることを増やしていきたいです。