


畑 辰郎
可能性の限りを尽くそう
照明技師として、3DCGクリエイターとしての仕事のほか人事も担当しています。
MIKOSHI道12年目のベテラン勢だから、というわけでもないですが、ここでちょっと変わったことを書くと僕は職業がら朝日や夕日に「うるさい」です。というのも、自然が見せる光が実はその日その時でニュアンスが違っていて、数えたら何百通りと言っていいくらいです。そういう中で職業がら自分の引き出しを増やそうと、つい、出くわすとじーっと研究するように見つめてしまうんですね。
ロケでも現場でも、CGであっても、仕事で求められるのは、特定のシチュエーションの再現です。それに精度高く応えるには細かな違いを出せるだけの、光のボキャブラリーを蓄えないと、というライフワーク的な話でした。
もちろん単純に感動もしますから、海外の色んな光景を扱うロケには憧れますし、その実現のためにも個人としてチームとして、優れた仕事師集団を、その高みを目指していきたいです。